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戦いとは…… [news&topics]

昔、上司から「戦い」というものについて、こう教えられたことがある。

「99%勝っているから残りの1%ぐらいは相手に、という考えはしてはいけない。戦いは100対0で勝たなくてはいけない。たとえ99対1の形勢で勝っても、その1が2に、2が3にと(敵は)増殖していく」

普段は温厚な上司だったので、その情け容赦ない発言には驚いた。
敵は徹底的に潰さないと、また侵食してくるという話だった。
「そうはいっても、ゼロにまで叩きのめさなくても……」。
こんな考えは禁物だというのである。

小泉自民の戦法を眺めていて、そんなことをつらつら思い出した。
彼もそういう「戦い」をやるつもりなんだな、と最初は感じた。
おお、東京10区で小池百合子環境相をぶつけてきたかー。
徹底的に潰す覚悟なんだなー、と。

しかし、である。

綿貫民輔・元衆院議長の富山3区では、萩山教厳前衆院議員(比例北陸信越ブロック)が立候補に意欲を燃やしており、小泉首相も直接会って萩山氏を激励したという。ちなみに、萩山は現在73歳。綿貫氏は78歳。

あくまでも戦法の話であって、誰を支持する・しないとかの話ではないということをまず断っておきますが、この情報を知って私は思わず、えっ???と驚きました。

小泉首相、中途半端だぞー(笑)。

小林興起氏への仕打ちと比べると、綿貫氏には手を緩めたとしか思えません。

なぜもっと大物をぶつけない?
大物でなくても、若手とか新鮮味のある候補とか。
相手は「反対派の旗頭」だぞ。
おまけに選挙に強い。
萩山氏だと、嫌がらせ程度にしかならないのでは……。
見せしめ、にはならないと思う。

ひょっとしてギリギリで最終ヒットマンをぶち込むつもり?
今後何かサプライズがあるよね? なんてったって~小泉だもの。

あー、気になる。
真相が知りたいです(笑)。

綿貫vs小泉なんてカードが一番おもしろいのだが(笑)。
無理です、はい。


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コメント 2

こんにちは
どう見ても変ですよね。
官から民へっていうわりには、刺客には財務省の官僚ばっか。
造反組への泥仕合にからけて、未だに菅直人や田中眞紀子への対抗馬の擁立さえ出来ぬ執行部ですから。◯ケベ君にいたっては「民主党や共産党と組むこともありうる」っていうし、民主党ならまだしも、共産党や社民党と組むことはあり得ねー。もし、基本的に政策の違う共産党や社民党が郵政に賛成なら閣内にどうぞっていうチャンチャラおかしいことをやっているわけです。
せっかくなのでTBさせてください。
by (2005-08-14 13:55) 

はるちー

ほんとに財務省出身者だらけ(笑)。民主党もだけど。
自民党はもう「カオス」ですね。
これまでも結構、禁じ手をやってきた党ですが、武部幹事長の発言も含めて、やっていることが常人には理解できませんっ(笑)。
コメント&TBどうもありがとうございました。
by はるちー (2005-08-15 01:16) 

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