若き天才ジャズ・ピアニスト [音楽]
「Eldar」 Eldar Djangirov
聞こうと思いながらも、放置していたCDを開封してみた。
エルダー・ジャンギロフ。
18歳の天才ジャズ・ピアニストだそうだ。
旧ソ連のキルギス共和国生まれ。
「Eldar」はメジャー・デビューアルバムになる。
あのビリー・テイラーが初めてエルダーに会って演奏を聴いたのは、彼が11歳の時。ビリー・テイラーはライナーノーツでこう書いている。
「彼の演奏に対する私の第一印象は、まるでビル・エヴァンスとオスカー・ピーターソンを掛け合わせたようだ、というものだった」
わずか11歳で、「真っ当な〝ジャズ〟を演奏していたのだ」(ビリー・テイラー)という。
天才には「伝説」がつきものである。
ライナーノーツによると、ピアノを弾き始めたのは3歳から。
彼の才能に父親が気付いたのは5歳の時。
ジャズ好きの父親が聴いていたレコードから音を拾い、一音と違わずに再現していたそうだ。
↓
本格的にピアノを習い始める。
↓
当初はクラシックのトレーニング。
↓
オスカー・ピーターソンとビル・エヴァンスのピアノ・ソロ譜をもらってからは、ジャズに傾倒。
↓
9歳の時に出演したロシアのジャズ・フェスティバルでNYのジャズ愛好家、チャールズ・マックウォーター氏に見いだされ、米国に呼び寄せられる。
↓
以下、略(書ききれません……)
今、聴いている。
上手いなー。超絶技巧なのに安心して聴ける。
でも若さゆえの危うさがほしいなー(←暴言? わがまま?)
コメント 0